-Line 8
@3
「それじゃ、行ってくるよ。
　戸締まりよろしくね」


-Line 9
@4
「……うん」


-Line 19
@4
「クラスの容姿は魂のビジョンが具現化されたもの。
　衣装は触れることも出来るし、傷つけば破けたりするけど、
　迷宮から脱出すれば元の形状に戻るよ」


-Line 21
@3
「うーん、アタシにはどういう仕組みなのかサッパリだけど……
　まあ、普通に衣装を着てると思っていいんだよね？」


-Line 22
@4
「うん、平常時はね。
　ただ、ヴェーラが戦闘不能になったらビジョンが維持出来ず、
　クラスの容姿が解除されることがあるから気をつけて」


-Line 24
@3
「えっ……解除されるとどうなるの？」


-Line 25
@4
「素っ裸になる」


-Line 28
@3
「えええええええええええ！？」


-Line 29
@4
「……冗談だよ。
　クラスが解除されたら、ヴェーラが普段身に着けている
　[冒険者]の格好に戻るだけ……だと思う」


-Line 31
@3
「……ウノ、真顔で冗談言うのマジやめて」


-Line 41
@4
「ヴェーラ、夜はちゃんと眠れてる？
　たまに部屋から音が聞こえてくるから、心配……」


-Line 43
@3
「えっ　やだアタシ、いびきかいたりしてる？」


-Line 44
@4
「いや、いびきは聞こえてこないけど……
　うーんうーんって唸るような声が聞こえてきたり、
　ハアハアって息苦しそうだったり……」


-Line 46
@3
「……あっ」


-Line 48
@3
「ああ～……うん、そっかそっか」


-Line 49
@4
「大丈夫？
　今度聞こえたら様子見に行ったほうがいいかな」


-Line 51
@3
「いやっ！大丈夫！大丈夫です！
　心配しないで、見に来なくていいから……」


-Line 53
@3
「そういう時は……そっとしておいて……下さい」


-Line 54
@4
「？？？」


-Line 64
@4
「ヴェーラは探索から帰ってきたり、食事が終わったりすると
　時間がある時はよくお茶を淹れてるよね。
　何か特別な習慣があったりするの？」

-Line 66
@3
「習慣っていうか、趣味みたいなものかな。
　色々な地方を旅をしてると、地域特産のお茶があったりするんだ。
　どんな味かなって色々試してるうちに、ハマっちゃってね」


-Line 67
@4
「そうなんだ……僕は島で売ってる普通の紅茶ぐらいしか
　飲んだことがないけど、島の外にはもっと違うお茶があるの？」


-Line 69
@3
「大陸のほう行けばもっとお茶があるんだ。
　ジャムと一緒に飲む甘いお茶、いい香りのするハーブ入りのお茶、
　緑色の粉を入れて泡立てるお茶なんてのもあったなぁ」


-Line 71
@4
「泡立てるお茶……そんなものがあるんだ」


-Line 73
@3
「見た目はちょっと変だったけど、美味しかったよ。
　色々済んだら、ウノと一緒に色んな所を廻ってみたいな。
　お茶飲んで、美味しい食べ物食べて……きっと楽しいぞぉ」

-Line 75
@4
「……」


-Line 85
@4
「ヴェーラは……もし地下迷宮を探索するうちに、
　とても価値の高い宝物が手に入ったら、
　それを独り占めしようと思う？」

-Line 87
@3
「えっ、どうしたの急に……」

-Line 88
@4
「他の冒険者も、島の領主様も、迷宮の宝に夢中になってる。
　ヴェーラも冒険者だし、そういった宝を欲しがるのかなって……
　少し気になったんだ」


-Line 90
@3
「あー……そうだね。確かに他の冒険者ならそうかも。
　でもアタシ、そこまでお金や宝に興味は無いんだ」


-Line 92
@4
「そうなの……？
　じゃあ、ヴェーラはなんで冒険者をしてるの？」


-Line 94
@3
「うーん……色々あったから簡単には説明出来ないけど。
　強くなりたかった、ていうのが一番の理由かな。
　剣の腕だけじゃなくて、人として強くなりたくて」


-Line 96
@4
「……」


-Line 98
@3
「……まっ、とにかく宝物の扱いは偉い人に任せるよ。
　アタシはアタシを必要としてくれる人のために頑張る！
　冒険者なんてそれでいいんだよ！」


-Line 108
@4
「ねえヴェーラ、ボクはあまり地理に詳しく無いんだけど……
　東方諸国って、どんなところ？」


-Line 110
@3
「えーと……このグレンジ島から海を隔てて見て南方に、
　ユーレリア大陸があるのは知ってるね？」


-Line 112
@4
「ユーレリア大陸……東西に広がる大きな大陸だね。
　陸続きで様々な国に分かれていて、地域ごとに特色がある、
　っていう話は何かの文献で読んだ」


-Line 114
@3
「そうそう。その大陸の東側の国々や、海岸沿いの島国が東方諸国。
　色鮮やかな民族衣装、豊富な発酵食品や独特な調理用法、
　とにかく何をとっても異文化。未知の世界って感じだよねぇ」


-Line 116
@4
「へえ……そうなんだ」


-Line 118
@3
「東の果てには『黄金の国』って呼ばれる島国があるらしいんだ。
　黄金だよ黄金！　どんな国なんだろ……一度行ってみたいなぁ」


-Line 128
@4
「ヴェーラ、あれから体調はどう？
　急に不調を感じたりはしない？」


-Line 130
@3
「うん、完全に本調子に戻ったよ。
　意識しない間は、身体の中に魂が～とか、全然気にならないね」


-Line 132
@4
「……そう、良かった。
　でもまた再発するかもしれないから気をつけて。
　心の均衡を保っている間は、多分大丈夫だと思うけど……」


-Line 134
@3
「心の均衡、つまり気分が落ち着いていればいいんだね。
　となると、リラックス出来るお茶か……
　そうだ、今日はジャスミンティーでも淹れてみるかな」


-Line 136
@4
「ジャスミンティー……うう、ボクあれ苦手だなぁ。
　あまり香りが得意じゃ無い……」


-Line 138
@3
「好き嫌いしないの。
　ほら、ウノの分もあるから一緒に飲もうね」


-Line 148
@4
「最近、島で見かけない人たちがこの辺を巡回してるみたい。
　あれは一体何なんだろう……？」

-Line 150
@3
「ああ、多分それは王国使節団の……島を調査してる人たちかな。
　地下迷宮やレッドオーブを、宮殿とは別口で調査してるみたい」


-Line 152
@4
「そうなんだ……」


-Line 154
@3
「ウノはあまり顔見せないほうがいいかもしれないなぁ……
　この拠点や、地下室を調べられると面倒なことになるだろうし。
　くれぐれも戸締まりは気をつけて」


-Line 156
@4
「……分かった」


-Line 166
@3
「アタシらの探索は一段落、って感じだけど……
　王宮の様子はなんだかゴタゴタしてて落ち着かない感じだなぁ」


-Line 167
@4
「聞いた感じだと、衛兵と使節団はうまくいってないようだね。
　トラブルに巻き込まれないよう気をつけて」


-Line 169
@3
「うーん、トラブルかぁ……
　まあ、アタシの見えるトコだとケンカとか小競り合いとか、
　そういうトラブルは今のところ無いんだよなぁ」

-Line 170
@4
「……ヴェーラが強いのみんな知ってるから、
　ヴェーラの居るところでケンカしないようにしてるんじゃない？」


-Line 172
@3
「えっ、そういう事なの！？」


-Line 182
@3
「地下迷宮の探索を始めて、色々なことがあったけど。
　もうすぐ最下層へ向かうのかと思うと、自然と気が引き締まるね」


-Line 183
@4
「……ヴェーラ、怖くない？」


-Line 185
@3
「ううん、全然。
　ウノがついててくれると思えば、もう何も怖くない。
　この先に何が待ち構えていようと、アタシは全力で挑むだけだよ」

-Line 187
@4
「……」


-Line 189
@4
「いってらっしゃい、ヴェーラ。
　いつだって、ボクはヴェーラの味方だよ」


-Line 191
@3
「うん……ありがと。
　行ってくるね、ウノ」


-Line 201
@3
「さて、と……
　お茶でも淹れて一息つくかぁ」


-Line 203
@3
「……」

-Line 205
@3
「……ちょっと濃く淹れすぎたかな。
　今日のお茶は……少し苦いや」








































